意外と知らない子供の叱り方。子どもは保護者の方の心掛け一つで良くも悪くも変わります。

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子育てをしていると子供の叱り方についての問題に直面するもの!
・何度叱っても改善されない
・イライラしてつい感情的になってしまった
・叱りすぎなのかもしれない。
など間違った言動をした子供との付き合い方に悩む保護者が多くいます。
もしかすると子供に保護者の方の気持ちが伝わらないのは叱り方に原因があるのかもしれません。無意識のうちに逆効果になる言動をしていることも考えられます。
子どもを伸ばす叱り方をマスターしたら、子供は保護者の方の心掛け一つで良くも悪くもなります。楽しい子育てをしてほしい!そこで今回は子供の叱り方について詳しい人に聞いていきます。

正しい叱り方の三つのメリット

マチコ
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正しい叱り方を知れば三つのメリットが期待できるとは一体なんですか?

命の安全を守る

例えば、周囲の状況を確認せずに道路に飛び出してしまうと命に関わります。他にも、家の中で火遊びをしたらやけどだけでは済まず、大火事になって命を落とすかもしれません。
近年では叱らない育児法が話題になることもありますが、命の危険に関わることは叱らなければ子どもを守れません。「また今度気をつけようね」とは、言えない事態になるかもしれないのです。

他人を傷つける行為を防ぐ

誰でも大切に思ってくれる人がいます。傷つけることは、相手だけではなくその人の周囲まで悲しませる行為です。暴力や暴言から得られるメリットは何一つないことを伝えましょう。

社会のルールがわかる

保護者の方に叱られることで、子どもは社会のルールを学んでいきます。逆を言えば、子どもが間違ったことをしたときに誰かが叱らなければ、悪いことだと知らずに育ってしまいます。
叱ることは、子どもの将来を守ることにもつながります。知らないでは済まされないことを、保護者の方が教えてあげなければならないのです。

マチコ
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なるほど、大人では生きていくうえで当たり前のことも、子供にとってはまだ知らないことだったりしますものね。

子供を伸ばす上手な叱り方と子供が納得してくれる叱り方

マチコ
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では実際にそれを伝えようとした時に、子供を伸ばす上手な叱り方や子供が納得してくれる叱り方などを教えてください。

「叱る理由を説明する」

どうして叱られたのか分かるように、理由を説明しましょう。「言わなくても分かるでしょ!」と思うかもしれませんが、子どもは叱られた理由が分からないことが多いです。叱られたことに驚いてしまい、理由を考えるまで至らないことがあるからです。
また、理由を言わずに頭ごなしに叱ってしまうと子どもは反抗的になり、聞く耳を持ってくれないことも。

「子供が納得してくれる叱り方」

「何度叱っても伝わらない」という原因は、叱っているのではなく怒っているからかもしれません。きっと始めは、子どもの悪いところを改善させるために叱っていたはず。しかし、いつの間にか感情的になり、怒りをぶつけるだけの行為になっていたのかもしれません。
子どもを叱るときは、叱っているのか、怒っているのか、冷静に判断しましょう。これだけでも子どもへの伝わり方が変わる可能性はあります。

マチコ
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そうですね、ただ怒るというのは、何もしない以上にダメな方法なのかもしれません。しっかり伝わる方法を大人が考えなければいけませんね。

絶対にやってはいけない間違った叱り方

マチコ
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逆効果になるだけ!絶対にやってはいけない間違った叱り方を教えてください。

「感情的になって怒る」叱るという行為は、子供を良い方向に導かなければいけません。
怒鳴ってしまうと、威圧的な態度に子供は萎縮してしまいます。
言うことを聞くどころか逆効果です。「人と比べたり人格否定をする怒り方」
あの子はできているのに、どうしてあなたは出来ないの?」など、他の子と比較する叱り方はデメリットしかありません。「自分は人よりも劣っている」「どうせ自分はダメな人間だ」
という感情でいっぱいになります。しつけではなく子供の劣等感を育ててしまうのです。

マチコ
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叱る時に心がけたいことや子どもに注意する時の心構えを教えてください。

子どもの心をないがしろにせず向き合うことが大切です。怒りすぎた時も後からフォローをすると子供の傷ついた心は和らいでいきます。愛情を持った接し方をしてください。叱り方に悩む今が自分を変えるチャンスです。頭ごなしに叱るのではなく、落ち着いて叱る理由を説明し、できたら褒めることを心掛けましょう。
決して、感情的に怒鳴ったり、暴力で子どもを支配してはいけません。叱るときは子どもを認め、尊重することも大切です。

マチコ
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困った行動をやめさせたい場合は、どんな言葉で叱ればいいですか?

子どもの困った行動への対処は、その行動を「やめなさい」と叱るだけではなく、他の行動をさせるほうがいいという考えもあります。例えば、下の子をみているときに上の子が困った行動をしたら、「さみしかったね。今度は〇〇を手伝ってね」と言ってあげるほうがいいでしょう。

マチコ
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子供の頃に厳しく叱られていないと打たれ弱くなるのは本当ですか?

親として、どんなに叱られても平気でいられる子になって欲しいわけではないはずです。叱らなくてもいい子になってほしいのではないでしょうか。その意味では、叱られ強くなるようにと考えるのは、本末転倒になるのではないかと感じます。

叱っている時、子供が聞いてくれない時

マチコ
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何度いっても子供は聞かない素振りを見せます。叱っている時、子供が聞いてくれない時どうしたらいいでしょうか?

「ごめんなさい」を求めるより、「たたくなら一緒に遊べない」と伝えるほうがよいでしょう。「ごめんなさい」という言葉は、そこで話を終わらせる呪文ではなく、悪いと思ったら、どういう行動をとればいいのか考えさせるための入口です。子どもと一緒にどう取り組めるかが大事になります。

マチコ
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子供を叱っても言うことを聞かない時は、罰を与える・脅す。と言った叱り方には効果がありますか?

「怖いから今はやめておこう」のように、短期的な効果はあります。ですが、怖い感情が先立って、どうしたら逃げられるのか、どうしたら避けられるのかを考えてしまいます。叱られた行動がなぜ悪いのか、大事な部分に注意が向かなくなってしまうのです。罰や脅しは、子どもでなくても理不尽で受け入れ難いものですよね。

マチコ
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上手な子供の叱り方と絶対NGのダメな叱り方の違いとは何ですか?

「上手な叱り方」子供を叱る時には目を見て話をする必要があります。他のことをしながら怒っても子供には響きません。他のことをしながらだと、親の機嫌が悪いだけだと感じてしまいます。「ダメな叱り方」叱るという行為は、子供を良い方向に導かなければいけません。怒鳴ってしまうと、威圧的な態度に子供は萎縮してしまいます。言うことを聞くどころか逆効果です。その結果、親の機嫌を伺うようになってしまう可能性があります。子供が「改善しよう」と思える叱り方は重要です。また、叱る前に日頃から良いことと悪いことの基準を言い聞かせておく必要もあります。子供にとって、知らないことに対しては間違いを起こしてしまいやすいからです。

フォローの仕方

マチコ
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子どもを伸ばす叱り方・ダメな怒り方と叱り過ぎた後のフォローの仕方などを教えてください。

「子どもを伸ばす叱り方」

大人が「なんでそんなことするの!」と思うような行動でも、子どもにとっては「自分なりの理由」があることもあります。子どもの話は「そういう風に考えていたんだね」と肯定しながら聞いてあげましょう。時間がかかっても、根気強く聞いてあげることが大切です。

「ダメな怒り方」

ただ、怒鳴る、叫ぶなどの叱り方は、「親のイライラを子どもにぶつけているだけ」という状態になってしまいます。お子さんには親の怖い表情だけが記憶に残り、良い行動を学ぼうという機会が少なくなってしまいます。

マチコ
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とっても参考になった内容でしたね。次、叱るときにポイントを押さえて注意してみようと思います。

親子と言えど、それぞれに感情があるので、思った事や受け止め方は違ってきます。出来る事なら叱りたくないという方も多いかと思いますが、叱り方1つで子供側の受け止め方が変わってくるのです。つい子供を叱ってしまい子育てに悩んでいる人は、子供を伸ばす上手な叱り方や子供が納得してくれる叱り方のポイントを押さえて接してみたら、子供に変化が出てきますよ。要は、心掛け一つで良くも悪くも変わるという事です。

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